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2011年9月12日 (月)

一休と蜷川の道歌問答

禅文化研究所の禅門逸話選より

一休
  金銀は慈悲と情けと 義理と恥 身の一代に使うためなり

蜷川
  世の中は 貧者・有徳者・苦者・楽者  なんじゃかじゃとて 末はむしゃくしゃ

一休
  今日ほめて明日悪くいう人の口 泣くも笑うも嘘の世の中

蜷川
  世の中は乗り合い船の仮住まい よしあしともに名所旧跡

蜷川
  一休も破れ衣で出るときは 乞食坊主と人は いうらん

一休
  袈裟 衣 ありがたそうに見ゆれども これも俗家の他力本願

蜷川
  ころもより袈裟より俗の古じゅばん おのが伎倆で着るぞ尊き

一休
  振り袖も留め袖とこそかわれども はだかにすれば同じ姿よ

蜷川
  骨かくす皮にはだれも迷いけん 美人というも皮のわざなり

蜷川
  一代の守り本尊をたずぬるに われ人ともに 飯と汁なり

一休
  世の中は食うて かせいで 寝て起きて さてその後は死ぬるばかりぞ

蜷川
  浮き世をば なんの糸瓜(へちま)と思うなよ ぶらりとしては暮らされはせず

一休
  世の中は 糸瓜の皮のだん袋 そこが抜ければ穴へどんぶり

一休
  あら薬や虚空を家と住みなして 心にかかる 造作もなし

蜷川
  俗あかを 洗い落とせば さっぱりと 襦袢につけし 糊ぞ尊き

なんとも すごい やりとりですね。。。。。。。。
  ああ言えば こう  こう言えば ああと・・・・・・・・・・happy02