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2011年9月11日 (日)

一休宗純・・・・・ご用心

禅文化研究所の禅門逸話選より

ある人が 一休のところにやってきて、なにか心得となる言葉をと 所望した。

一休は早速 筆をとると・・・・

「御用心」 と書いて与えた。すると 男はなにかものたりさなそうにして 他にもっとなにか書き加えては頂けないかと 言う。

すると 一休は 「御用心 御用心」 と書いた。

男は言う。。。和尚様、これでは あまりに芸がないではないですか。なにかもっと為になることを書いて下さいと。

と言うので 一休は 「御用心 御用心 御用心」と書き足した。

これをみて この男は 呆れ果てて・・・・・和尚様 御用心ばかりですが いったい これはなんなのかと・・・・・

一休は 「御用心は御用心だ」 といって 一句を読む。

“明日 有りと 思うこころの あだ桜 夜半の嵐の 吹かぬものかは”

人間はいつ何時に死ぬかもわからん、さればこその 御用心じゃ

と言われて 男も やっとその意味が わかった。